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個別指導と集団指導

 学習塾・予備校の指導方法には、集団指導、そして個別指導というものがあります。学習塾・予備校ではこの両方を行っているところも多く、生徒のニーズに応えられるようになっているわけです。
 ここでは、その集団指導、個別指導がどのように行われるのかについてまとめていきます。

 《集団指導》
 集団指導の定義としては、講師1人が十人以上の生徒の指導を行うことです。
 指導内容は、皆同じテキストで同じ指導方法に基づいたマニュアルをもとに進められます。ただ、そのために講師は経験がなくとも教壇に立つことが可能です。

 集団指導のメリット
 塾に通うことで、習慣的な勉強が出来ます。また受験情報の入手ができます。
 そしてマニュアルに沿った授業なので当たりはずれはそれほどない。

 集団指導のデメリット
 講師は生徒に一斉で講義を行うので、ひとりひとりの理解度を確認することが出来ない。
 それによって、落ちこぼれが出てしまいます。講義の内容をただノートに書き写しているだけでも、勉強したつもりになることも考えられます。
 
 《個別指導》
 個別指導では講師が1人に対して生徒が1人から3人程度で指導することになります。
 指導内容は、ある程度のマニュアルがあるものの、生徒の理解度に即した指導方法がとられ、より柔軟性、自由性があるものになっています。
 
 個別指導のメリット
 1対1~3人程度なので、講師が生徒の理解度を把握することが可能です。また質問もすることが出来、講師と生徒の一体感が増します。

 個別指導のデメリット
 個別指導もマニュアルがありますがひとりで複数の教科を掛け持ちすることがあります。つまり、講師が苦手とする教科も教えるので、自然と教科ごとの指導の質にムラが出ます。
 また、質問が出来るところが良いのですが、自分がわからないところがどこかを理解していないと結局自宅学習と変わりません。そして、質問が積極的に出来る子供でなければ個別指導の真価は見いだせません。
  
 
 ★個別指導・集団指導両方にメリット・デメリットがあります。
  あえていうならば、積極的な子供ならば個別指導で学力の向上が望めます。対して、基礎も出来、予習復習をして理解をしっかりするタイプであれば集団指導でより高いレベルの内容を学ぶほうがいいでしょう。
  ただ、なかには集団指導と個別指導を両方組み合わせ、教科、学習状況、目標にあわせてカリキュラムを組む塾もあります。
  苦手教科と基礎作りを個別指導で、得意教科と応用を集団指導というように学ぶことが一番理想的な選択といえるでしょう。